TAMAECAL

タイトル書体:ホウ・コウウ & ワン・チン 、写真:寺林真代

innovation

TAMAECAL - ローザンヌ美術学校(ECAL)と多摩美術大学のオンライン・ワークショップが行われました!

4月11日まで東京都庭園美術館で開催されている「20世紀のポスター[図像と文字の風景]」展。そのひとつのプログラムとして、ローザンヌ美術学校(ECAL)と多摩美術大学のオンライン・ワークショップ「TAMAECAL」が行われました!講師はOffice for Typography(チ・ロン& チ・ビントリュ)、ニャン・キム 、そしてエリオット・グルネヴァルドといった、いずれも構成的手法を独自の解釈で使用するECAL出身のデザイナーたちです。

Day 1 (2021年3月18日) モデュラー・タイプフェイス・デザイン
活字書体の制作は、しばしば長い時間をかけて行われるものですが、このワークショップでは、形への実験的アプローチを通じてモデュラー・タイプフェイスの制作を経験しました。
講師:チロン & チビン・トリュー
ECALを卒業した兄弟。兄のチロンはECAL講師。弟のチビンは大阪在住。兄弟でタイポグラフィの事務所を運営。
参加者:ホウ・コウウ(Pang Haoyu)、ワン・チン(Tsin Wang)、コウ・ライ(Huang Lei)、ジョウ・アカイ(Nie Yahui)、ロニ・シュバルツ(Roni Shvarts)、關谷凪保(Naguho Sekiya)、カク・シケン(Guo Sixian)、トウ・カン(Dang Han)、中村陽道(Harumichi Nakamura)、ソウ・メイコウ(Zong Minghao)

Day 2(2021年3月19日) アルミン・ホフマンの流動的マトリックス
ホフマンのグリッドで遊ぶ
マトリックスを理解する
ひとつの形=ひとつの文字??
文字形態を通じた実験
視認性と非視認性
異なるサイズの文字を描く
他の誰かのためにマトリックスをデザインする
講師 エリオット・グリュネヴァルト
ECAL卒業生、パリ在住。ディスプレイタイプや遊び心にあふれる構成的アプローチで知られる。
参加者 ホウ・コウウ(Pang Haoyu)、ワン・チン(Tsin Wang)、コウ・ライ(Huang Lei)、ジョウ・アカイ(Nie Yahui)、ロニ・シュバルツ(Roni Shvarts)、リ・ニョカ(Li Ruhua)、カク・シケン(Guo Sixian)、關谷凪保(Naguho Sekiya)、中村陽道(Harumichi Nakamura)、トウ・カン(Dang Han)

Day 3(2021年3月20日) コンストラクティヴ・タイプ
あらかじめ準備された基本要素としての単純な形態を、グリッドを利用しながらささまざに組みあわせ、一般的な書字とは異なる文字を生みだします。
講師:キム・ナヨ
ECAL卒業生、ソウル在住。ECAL卒業制作では、非アルファベット母語者ならではの脱構築的なプロジェクトを展開。
参加者: ホウ・コウウ(Pang Haoyu)、ワン・チン(Tsin Wang)、コウ・ライ(Huang Lei)、ジョウ・アカイ(Nie Yahui)、ロニ・シュバルツ(Roni Shvarts)、カク・シケン(Guo Sixian)、關谷凪保(Naguho Sekiya)、トウ・カン(Dang Han)、倉本大豪(Daigo Kuramoto)