デザイン展 FormSWISS
photo by Sadao Hotta (image 3-5)
innovationスイスデザインから紐解く、これからのデザイン領域と思考に触れる展覧会「FormSWISS」の東京開催が終了。3,338名以上の来場者を魅了しました。
スイスのビジュアルコミュニケーションデザインと、そのデザイン的思考やライフスタイルにフォーカスし、スイスデザインの今を紹介するデザイン展「FormSWISS」。Formと在日スイス大使館との共催によるこの展覧会が、10月23日から11月6日にかけTHINK OF THINGS、FormGALLERY、 BOOK AND SONS、そして MINA-TO (Spiral 1F) の渋谷区を中心とした4つの会場で開催されました。これらの会場がある渋谷区には、2021年の東京2020開催時にスイスハウスがオープンする予定です。
デザイナート2020の会期中に行われた本展覧会は、3,338名の来場者を迎え、オンラインで開催した二つのトークイベントにも多くの方々の参加を得ました。デザイン誌「AXIS」、Numero TOKYO、そしてMococle (モノクル)など数々のメディアにも掲載され、好評を博しています。
本展覧会は、「デザイン大国」として知られるスイスのライフスタイルが形作るクリエイティブ・シーンやワークバランス、環境から文化までを紹介。これからの私たちの豊かな生き方へのヒントとなる価値観を、スイスのデザイン的視点から多角的に考え、この緊密な関係を紐解くものです。
コンテンツには、スイスのグラフィックデザイン、タイポグラフィ、そしてモーショングラフィックスの作品に加え、Formがスイスで行ったデザイナーやデザイン大学、美術館への貴重なインタビュー映像等を広くそろえ、さらに、日本とスイスのデザイナーとの対談をオンライン・オンサイトで行いました(オンサイト会場:Restaurant Bar CAY、Spiral B1F)。また本展のための特別に制作したスイスのデザイナーと日本企業とのコラボレーション・アイテムはTHINK OF THINGSで入手可能です。
なお「FormSWISS」は、2021年の春(3月)に神戸での巡回展が予定されています。
参加デザイナー:
Alfio Mazzei、Balmer Hählen、CCRZ、Futur Neue、Gavillet & Cie、Hubertus Design、Jannuzzi Smith、Kasper-Florio、Notter+Vigne、Simone Cavadini、Studio Feixen、Supero、Swiss Typefaces、ECAL(ローザンヌ美術大学)、ZHdK(チューリヒ芸術大学)
Form
スイスをはじめ欧州で長年活動していたデザインディレクター、丸山新が主宰するグローバルデザインプラットフォーム。年ごとに地域や国を定め、現地で行うデザインリサーチをベースに世界各国と日本の多様な価値観をデザイン的視点から紐解き、国内外へ双方向に発信する。
展示会場(イベントは終了しました):
THINK OF THINGS
会期:10月23日(金)— 11月3日(火) 11:00-19:00 *28日(水)定休/入場無料
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-62-1
BOOK AND SONS
会期:10月23日(金)— 11月3日(火) 12:00-19:00 *水曜定休/入場無料
東京都目黒区鷹番2-13-3
FormGALLERY
会期:10月23日(金)— 11月3日(火) 11:00-19:00 *入場無料
東京都渋谷区神宮前1-10-7-103
MINA-TO (Spiral 1F)
会期:10月30日(金)— 11月6日(金) 11:00-20:00 *入場無料
東京都港区南青山5-6-23
トークイベント:
FormSWISS TALK from Switzerland
会期:10月28日(水)19:30-20:30 無料ライブ配信
参加デザイナー:Swiss Typefaces(スイス・タイプフェイシズ)
FormSWISS TALK
Restaurant Bar CAY (Spiral B1F)
会期:10月30日(金)17:30-18:30及び19:00-20:00 *入場料有り/無料ライブ配信
東京都港区南青山5-6-23