渋谷区文化プログラム「MERRY SMILE SHIBUYA for 2020」

inclusiveness
Aug 24, 2019 国連大学

東京2020の1年前を記念して開催される渋谷区文化プログラム「MERRY SMILE SHIBUYA for 2020」において、在日スイス大使館は、NPO法人Support Our Kids (SOK) とともに、復興五輪に向けスイスの魅力や取り組みをご紹介しました。

2019年の春、東北地方の5名の生徒が、東日本大震災を伝えるミッションを掲げて、スイスに2週間滞在しました。これは、在日スイス大使館がSOKとともに協働で実現したプロジェクトです。この若き「復興アンバサダー」たちは、ルツェルンからジュネーブまでの各地での体験や、彼らの視点でみたスイスをお伝えしました。当日はパネルやクイズ、フォトブースに多くの参加者が訪れました。

Merry Smile Shibuya for 2020は、アートディレクター水谷孝次氏が主宰する、「笑顔は世界共通のコミュニケーション」をテーマに、MERRYの輪(楽しいこと、幸せなとき、将来の夢など)を広げていくアートプロジェクト。東日本大震災以降は被災地の復興支援プロジェクトとして「MERRY SMILE ACTION」を立ち上げ、被災地の復興を継続的に支援する活動を展開しています。今年は、渋谷区内の10大学から集まった学生たちをはじめ、年齢・性別・国籍・障がいの有無を問わず、多様な「個性」を持つ人たちが国連大学に大集合。子どもから大人まで、誰もが楽しめるステージパフォーマンスやワークショップなどの参加型コンテンツを通して、笑顔をつなぎます。

※Support Our Kids (SOK)「東北復興の担い手づくり」を目的に発足致したプロジェクト。主たる活動は、在日の12ヶ国の大使館や外務省と連携し実施している「海外ホームステイを通した被災児の自立心育成活動」で、2011年よりこれまでに海外に渡った子ども達は415名を数えます。2020年1月にもSOKとスイス大使館の協働でスイスホームステイプロジェクトが実施されます。